昨日は実家の父の付き添いで病院に泊まりました。
父は8月から検査入院し、首と頭に数箇所、腺癌が発見され、ずっと今まで入院しています。
歳は70を過ぎてますが、大変気丈で元気な父だったのですが、病気には勝てず、みるみる衰弱していきました。
そして、とうとう体中に管を付けて、身動きできない状態になってしまいました。
頭も病気と痛み止めの薬のせいで、ぼっとしてほとんど何も分からなくなってしまいました。
でも時々、意識がはっきりすることがあって、そのときは目を開けて何か話してくれます(何か話しているのですが、何を言っているのか分かりません)
未悠は病院には連れて行けないなので、今回写真をもって行きました。写真屋さんにとってもらった写真です。
お父さんに大きくなった姿をぜひ見てもらいたくて。
昨日はずっと痛がるか寝ているかでしたが、今朝、看護婦さんが「おはよう」とお父さんに話しかけたとき、お父さんも「おはよう」と(たしかにそう聞こえました)こたえました。
私はびっくりして、とっさに写真を取り出してお父さんに話しかけました。
「お父さん、よう子だよ。今日未悠の写真を持ってきたの。見て。ねーお父さん目を開けて。」そういうとちょっと目を開けてみてくれました!!ほんのちょっとだったけど。
「見えた??」と聞いたら「アー」と首を縦に振ってくれました。
看護婦さんが、「清水さんお孫さんだね」「名前は?」と聞くと、しばらく沈黙がありました。私が、たまりかねて「みゆっていうんだよね」っていうとお父さんは「そうそうみゆやった(私にはそう聞こえました)」としゃべってくれました。
ほんとうれしかった。
その後、お父さんは疲れて寝てしまいましたが。。
最近夢で、お父さんの病気が治って元気になる夢を見ました。
お父さんに話かけるとき、元気になって家に帰ろうねとか、病気が治ったら一緒に旅行しようねとか言っているんだけど、どこかで矛盾を感じます。
私はホントにそう思っているのだろうか。そんなことは不可能だって分かっていて言っているんじゃないのか。そんなウソをついてお父さんを逆に傷つけているんじゃないのか。
お父さんに話しかけながらそんなことを考えてしまいます。

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